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キャッシュレス化推進から3年、約9割がキャッシュレス決済を使用する中、財布に入れる現金は平均5,000円減少
ペイパルとPaidy、『日本の未来のお買い物白書』を公開
  • 80%以上が今後キャッシュレス決済の使用頻度・金額を増やしていきたいと回答、一方で冠婚葬祭や日本文化に関するお金の風習は過半数以上が現金派

  • 自分の消費行動については43.5%が社会的な責任があると回答。ライフスタイルに合わせて、自身が納得するものを選ぶコンシャスな生活者

 

グローバルなオンライン決済サービスのプラットフォームおよびテクノロジーリーダーであるペイパルと、業界をリードするあと払いサービス「ペイディ」を提供する株式会社Paidyは、このたび、『日本の未来のお買い物白書』と題した調査を実施しました。その結果、興味深い事実が得られましたのでご紹介します。

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  • 日常化するキャッシュレス決済 〜冠婚葬祭や日本文化に関するお金の風習は現金派〜

    • 2019年のキャッシュレス推進から3年が経つ中、日常の買い物時の支払い方法としてキャッシュレス決済が浸透。80%以上が今後キャッシュレス決済の使用頻度・利用金額を増やしていきたいと回答しており、キャッシュレスでの支払いが、今後より日常化することが予測される。
    • 今後キャッシュレス決済の使用頻度・金額を増やしていきたいと回答している理由では、「ポイントが貯まること」や、「使える場所が多い」、「決済がスムーズ」といった理由が挙がる。
    • 財布に入れる現金の平均額はキャッシュレス利用前と今後の理想を比べると5,000円少なくなっており、徐々に持ち歩く現金の額が減ることが想定される。利用はスマートフォンが中心だが、今後スマートウォッチやスマートリングなどそのデバイスは多様化する模様。
    • 一方、ボーナスやご祝儀などお金に関する慣習のキャッシュレス化については、半数以上がボーナス・募金のキャッシュレス化に賛成であるのに対し、香典・ご祝儀など冠婚葬祭や、お賽銭・お年玉など日本文化に関するお金の風習については半数以上が反対と述べている。

 

  • 買い物はオンラインとオフラインを使い分け 〜オンラインショッピングには潜む面倒も〜

    • ライフスタイルに合わせてオンラインとオフラインを使い分ける生活者。 「効率」重視の際はオンライン派、「実体験」を重視する時はオフライン派が多く見られる。一方、オンラインショッピングのデメリットとして「ID・パスワードなどを忘れてしまう」「商品がちゃんと届くか不安」「初めてのショッピングサイトでの買い物では、個人情報や支払い情報の登録が不安」といった点が挙げられる。

 

  • 増えるコンシャスな生活者 〜ライフスタイルに合わせて、自身が納得するものを選ぶ〜

    • 今後買い物をする際に重視したい点として「家族・友人のためになるか」「自己投資」「サステナブル」を挙げる生活者。自分の消費行動について、43.5%が社会的な責任があると感じると回答している。一方で、半数以上は社会的責任を感じていない現状も見てとれる。
    • 自身の買い物に関する未来像では、「長く使えるものを選択して買い、数年に渡り使い続ける」「トレンドに左右されずに、本当に良いと思ったものだけを買う」が上位に。逆に「1シーズンのみなど着用や使用を限定した買い物をし、すぐにフリマアプリなどで売る」「SNS映えを意識した買い物をする」等は非常に低い数値となった。

 

  • 「お金を使う」はネガティブからポジティブへ 〜未来に向け賢く自己投資をする生活者〜

    • お金を使うことに対しポジティブに受け取っている人の割合は、ネガティブに受け取っている人の約2倍。「自身の消費行動に責任がある」と答えた人は約半数がお金を使うことに対しポジティブだった。
    • 自己投資をしていると回答したのは全体では約3割だったが、若い世代ほど自己投資をしている割合が高くなっている。また、自己投資をしている人は、お金に関する未来像において「メリハリのあるお金の使い方をしていると思う」と回答。自身にとって大切なものや成長に繋がることに積極的にお金を使いつつ、抑えるところは抑えるなど、賢くお金を使っていると想定される。

 

  • お買い物の未来は「さらなるキャッシュレス化」や「無人化」

    • 日本の買い物に関する未来像(5年後)は、「無人決済店舗の一般化(31.2%)」「生体認証(顔認証、指紋認証など)での買い物(25.4%)」「ロボットによる接客(23.1%)」などテクノロジーの発展による、さらなるキャッシュレス化・無人化を予測する人が多い結果となった。
    • 決済方法に関する未来像では、「ポイ活を意識した決済方法を選ぶ(30.6%)」や、「スマホでの決済が主流になり、財布を持ち歩くことが少なくなる(20.9%)」「お気に入りのキャッシュレスサービスを見つけ、メインに活用する(17.2%)」など、キャッシュレス化が進んでいくと同時に、個人が重視する観点による決済の多様化が見受けられる。

 

「金融の民主化」をミッションとするペイパルと、「お買いものにめんどくさいはいらない」をミッションとするPaidyは、日本の買い物事情をより良いものにするため、日々取り組みを進めてきました。今回の調査結果も受け、今後もすべての方の決済時のストレスを軽減し、ご自身のライフスタイルにあった賢くポジティブな買い物体験をデザインすべく、グループとして革新的なサービス提供に邁進していきます。

 

<調査結果 詳細>

①支払い方法について

  • 約9割(86.6%)が買い物時の支払い方法としてキャッシュレス決済を使用していると回答。

中でも、クレジットカード(64.7%)、QRコード系スマホ決済(48.9%)、電子マネー系ICカード(29.9%)が多い結果となりました。

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  • 回答者の多くが複数の決済方法を使い分けており、その理由として、「ポイント付与率(47.4%)」や「シーンに合わせて最もスムーズな決済を行うため(40.2%)」、または「金額によって(30.9%)」などと回答。

特に18~29歳の男性は、他の性年代に比べて「趣味用・飲食用など用途別に分けるため(19.5%)」や「EC等に登録している決済方法がそれぞれ異なるため(26.0%)」と回答した割合が高く、目的やサイトに応じた使い分けをしている様子が伺えます。

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  • 6割以上の人がキャッシュレス決済を最も頻繁に利用しており、約7割の人がキャッシュレス決済の利用額が最も多いことが判明。

特に男女ともに60~69歳はクレジットカードの利用頻度・金額が高く、その影響でキャッシュレス決済全体の利用率は7割を超え、全世代で一番高い結果となっています。(男性:70%、女性:73.5%)

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  • ポイントが貯まることや、使える場所が多い、決済がスムーズなどの理由から、 80%以上が今後キャッシュレス決済の使用頻度・金額を増やしていきたいと回答(頻度:81.9%、金額:81.3%)しており、今後キャッシュレスでの支払いがより日常化することが予測できる。

一方、キャッシュレス化が進んでも現金を利用していきたいといった声も聞かれ、理由として「通信障害等で現金しか使えなくなる事があるから(50代男性)」「災害・停電対応(50代男性)」など不測の事態を想定しているという声が目立ちました。

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  • キャッシュレス決済を利用するデバイスは、1位「スマートフォン(70.5%)」次いで「ICカード(23.5%)」だが、今後利用したいデバイスについて、18~29歳では「スマートウォッチ(男性10.0%、女性7.5%)」、「スマートリング(男性4.0%、女性2.0%)との回答があった。

最新デバイスの声が一定数聞かれ、今後益々定着していくキャッシュレス決済において、利用するデバイスも多様化していくことがわかります。

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  • キャッシュレス決済利用前の財布に入れている現金の平均金額が約17,000円であったのに対し、利用後の現在の平均金額を尋ねたところ約13,500円と約3,500円減少した結果に。

なお、よりキャッシュレス決済利用が高まることをふまえ、今後財布に入れておきたい現金の平均金額は約12,000円となり、徐々に持ち歩く現金の額が減ることが想定される。

特に18~29歳の女性は今後財布に入れておきたい金額を約8,000円と回答し、平均値よりも4,000円程度低い結果となりました。また、18~29歳の女性はキャッシュレス決済を利用するようになってから、「財布を持たずに外出することが増えた」(20.5%)、「財布の大きさが小さくなった」(27.1%)と回答し、財布に対する変化が他の性年代より顕著でした。

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  • ボーナス・募金は半数以上がキャッシュレス化に賛成であるのに対し、香典・ご祝儀など冠婚葬祭や、お賽銭・お年玉など日本文化に関するお金の風習については半数以上が反対と述べた。また、お小遣いに関しては、賛成(48.1%)と反対(51.9%)が同率に近しく、子供とお金に関する価値観の違いが見受けられる。

全体的に、若い世代(主に18~29歳)、特に男性がどの項目においてもキャッシュレス賛成派が多く、キャッシュレス化への抵抗がないことがわかります。なお、日常的に最も多い支払い方法として現金を活用している人は、全ての項目においてキャッシュレス化反対派が上回る結果となりました。

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②BNPL(Buy Now Pay Later / あと払い)について

  • BNPLサービスを利用している人は、商品が届いてから支払う点を最もメリットに感じて(32.4%)おり、次いで、キャッシュバック等のキャンペーン(25.2%)、手元に現金がなくても今欲しいものが買える点(20.6%)をメリットとして挙げている。

性年代別で見ると、男性18〜29歳は「スマホで完結する支払い方法に魅力を感じたから」「分割払いの手数料が無料だったため」、女性18〜29歳は「月の出費が多くなりそうな時に上手く分割して利用したいため」の値も高く、BNPLを活用してスマホで賢くお金をやりくりしているZ世代の姿が浮かび上がります。

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  • 現在BNPLの利用がなく今後利用してみたい人は、クレジットカード情報を記入しなくて良いこと(36.1%)や、分割手数料が無料なこと(35.3%)、手元に現金がなくても今欲しいものが買える点(34.2%)を魅力に感じている。
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  • BNPL利用者は、特に「パソコン」「デジタル製品」「ゲーム機器」「本・雑誌・CD・DVD」「趣味に関するもの」においてオンラインで購入することが多いと回答。

また、同項目において多くの人が今後もオンラインでの買い物を増やしていきたいとも答えました。

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③買い物シーンについて

  • 自身のライフスタイルに応じて実店舗とオンラインを使い分ける生活者。実店舗での購入においては、実物を手に取ってみられる(67.7%)、すぐ実物が手に入る(60.6%)、その場で比較ができる(47.4%)といった「実体験」重視派が多く、オンライン購入時では、好きな時間に買い物ができる(54.7%)、店舗に行かなくても買い物ができる(51.4%)、外出をしなくてもよい(50.1%)、価格の比較がしやすい(45.4%)といった時間と価格の「効率」重視派が多いことがわかる。

また、項目別に見ると、本・雑誌・CD・DVD(60.4%)や趣味に関するもの(52.9%)は、オンラインで購入する傾向が高いことがわかりました。

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  • 買い物全般で重視することは、「価格」が77.3%と最も高く、続いて「品質(63.4%)」「信頼性(42.5%)」という結果に。全世代で共通する傾向だが、18~29歳の女性のみ「信頼性」より「デザイン性」が高く上がった(信頼性35.0%、デザイン性46.4%)。

また、別設問では「自己投資(48%)」「サステナブル(44.1%)」」といった点を重視する割合も多く、特に、18~29歳の男女のうち2人に1人以上(男性:53.5% 女性:52.5%)は「自己投資」を、60~69歳の女性は2人に1人以上(55.5%)が「サステナブル」を重視。

なお、項目別に見ると、オンライン購入派は「洋服」「鞄」「靴」などのファッション商品については、価格・品質に次いで「デザイン性」を重要視していることもわかりました。

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  • 今後買い物をする際に重視したい点としては、「家族・友人のためになるか(26.5%)」「自己投資(23.2%)」「サステナブル(18%)」が上位に。

近年の新型コロナウイルスにおける新しい生活様式や、SDGs等の広がりの影響を受けていることが想定されます。

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  • 買い物について、「ID・パスワードなどを忘れてしまう(21.8%)」「商品がちゃんと届くか不安(21.5%)」「初めてのショッピングサイトでの買い物では、個人情報や支払い情報の登録が不安(20.9%)」といった点をめんどうに感じる人が多いことが判明。

性年代別に見ると、18〜29歳男女では個人情報漏洩の不安が他の年代より少なく、代わりに「選択肢が多すぎて選ぶのがめんどくさい」という声が多く挙がっているほか、女性18〜39歳では「店員と話したくない」がトップに挙がっています。

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  • 自分の消費行動について、43.5%が社会的な責任があると感じると回答。なお、性年代で見ると女性60〜69歳が55.5%と最も高く、男性18〜29歳が33.5%と最も低くなっている。

具体的な理由として、「自分が買うものが社会を変えるかもしれないから」(30代女性)、「SDGsに貢献したいから」(10代女性)などがありました。合わせて、自身の消費行動について社会的責任があると答えた人は、ないと答えた人に比べて今後お支払いにおいて想定するキャッシュレスの比率が高いこともわかりました。買い物で重視するポイントとして「SDGs」をあげる割合も圧倒的に多くなっています。一方、半数を超える「社会的な責任があると感じない」と回答している人は、理由として「社会的責任とはそもそも何を指すかわからない(40代男性)」「考えたことがない(30代女性)」のほか、「自分一人の消費では何も変わらないと思う(20代女性)」「高収入ではないので私の消費では経済には殆ど影響が薄いから(20代男性)」などが挙がる現状がありました。

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④未来像について

  • 日本の買い物に関する未来像(5年後)について、「無人決済店舗の一般化(31.2%)」「生体認証(顔認証、指紋認証など)での買い物(25.4%)「ロボットによる接客(23.1%)」などテクノロジーの発展による、さらなるキャッシュレス化・無人化を予測する人が多い結果となった。
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  • 自身の買い物に関する未来像では、「長く使えるものを選択して買い、数年に渡り使い続ける(27.8%)」「トレンドに左右されずに、本当に良いと思ったものだけを買う(25.3%)」が上位に。逆に「1シーズンのみなど着用や使用を限定した買い物をし、すぐにフリマアプリなどで売る(3.4%)」「SNS映えを意識した買い物をする(2.0%)」等は非常に低い数値に。SDGsも浸透する中、自身が納得するものを選び、使い続けようとする姿勢が見受けられる。

また、「オンラインとオフライン、状況等によって自由に使い分けて買い物をする(26.4%)」「自身の暮らしが良くなるための衣食住にお金を使いたい(18.8%)」「家族や友人、恋人など大切な人と一緒費やす時間や出来事に投資したい(12.6%)」なども上位に上がり、自身にあったライフスタイルを確立した上で、そのスタイルにふさわしい買い物スタイルを望んでいることがわかります。

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  • 決済方法に関する未来像では、「ポイ活を意識した決済方法を選ぶ(30.6%)」や、「スマホでの決済が主流になり、財布を持ち歩くことが少なくなる(20.9%)」「自分のお気に入りのキャッシュレス決済を見つけ、そのサービスをメインに使用していると思う(17.2%)」など、キャッシュレス化が進んでいくと同時に、個人が重視する観点による決済の多様化が見受けられる。
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  • お金の使い方の未来像に関しては、メリハリのあるお金の使い方(21.3%)や節約(20.9%)、予算を設定した無理のないお金の使い方(17.6%)といった堅実的な声が多く上がった。一方で、18~29歳男女に関しては、今しかできないことをやりたい(男性:18% 女性:19%)と回答した人も多く、Z世代の特徴でもある”体験重視”であることがわかる。
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  • 未来のライフスタイル像については、年代によって求めるものに差がでる結果となり、30~39歳の女性は「家族との時間を大事にするなどワークライフバランスを重要視していること」がトップに上がり、50~69歳の女性は「断捨離をして、ミニマリストな暮らしをしている」が最も多い答えに。

男性は、年代によりバラつきはあるが「刺激のある都会で暮らしたい」「自分の趣味に今以上に投資をしている」「副業を始めている」といった自身のライフスタイルに特化した声が多い中、60~69歳に関しては女性と同じく「断捨離をして、ミニマリストな暮らしをしている」が1番多く上がりました。また、男女ともに18〜29歳では「推し活を中心にした生活をしている」が他の年代に比べ高い数値を示しています。

 

  • 関心のある社会課題については、「コロナウイルスなどの感染症(33.5%)」「少子高齢化(29.7%)」「戦争・難民問題(26.7%)」と現在の世界状況を反映したものが上位に。同回答は性年代別で大きな差があり、男性30〜39歳及び女性18〜29歳では「長時間労働、ワークライフバランスなど労働関連」がトップに挙がったほか、女性40〜49歳では「フードロス」がトップに。なお、「フードロス」は女性の全年代でトップ3に入った。

また、「二酸化炭素排出/地球温暖化/異常気象」「森林伐採」「海洋プラスチック問題」「生物多様性」「フードロス」「タンパク質危機などの食料問題」に関心があると答えていた人のうち実に60%以上が「自身の消費行動に責任がある」と答えていました。

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⑤自己投資について

  • 自己投資をしていると回答したのは全体では約3割(27.4%)にとどまったが、男性30〜39歳では33.5%、女性18〜29歳は32.0%が自己投資をしていると回答。BNPL利用者では、41.1%にものぼった。
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〇自己投資する理由としては、人生を豊かにするため(43.7%)、自身の幸せ(41.3%)や成長(37.7%)のためが多いものの、性年代別で見ると、男性18〜29歳では「将来に備えたいから」、男性30〜39歳では「お金を稼ぎたいから」がトップに挙がったほか、男女共に若い世代では「モテたいから」も上位に上がりました。

〇自己投資の内容としては、具体的には資産運用(45.7%)や、読書(31.8%)、旅行(30.2%)が多く見受けられました。性別で見ると、男性は「体を鍛える」、女性は「外見を磨く」がトップ3に入っています。

〇自己投資をしていると回答した人は、お金に関する未来像において「メリハリのあるお金の使い方をしていると思う(好きなものや必要なものにはしっかりとお金をかけて、節約できるところはする)」と3割以上が回答し、最も多い項目となりました。

〇自己投資をしていないと回答した人のトップ項目は「将来何がおこるかわからないので、積極的に節約していると思う」(20.0%)でした。自己投資をしている人は、自身にとって大切なものや成長に繋がることに積極的にお金を使いつつ、抑えるところは抑えるなど、賢くお金を使っていると想定されます。

 

  • お金を使うことに対し多数がニュートラル(45.0%)な印象を持っている一方で、ポジティブ(36.3%)に受け取っている人の割合は、ネガティブに受け取っている人(18.7%)の約2倍といった結果となり、また、若い世代ほど数値が高くなった。

ポジティブなイメージを持つ人の意見として、「自分への投資・ご褒美」といったほかに、「家族や自分の大切な人へのプレゼント」や「子供への投資」「社会貢献」といった声が多数上がりました。賢くお金を使うことが、自身や周囲の人のより良い未来に繋がると考えていると想定されます。

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  〇「自身の消費行動に関する責任のありなし」で数値を見ると、「自身の消費行動に責任がある」と答えた人は46.3%がお金を使うことに対しポジティブな一方、「ない」と答えた人は28.6%がポジティブと答えました。また、「自己投資ありなし」で見ると、お金を使うことに対しポジティブな人は、自己投資を約半数(46.0%)行っている中、ネガティブな人は12.3%に止まり、いずれも大きく差が開く結果となりました。

 

<調査概要>
【 調査地域 】  全国
【対象者条件】  男女18~69歳
【 調査手法 】  インターネット調査
【 実査期間 】  2022年9月1日(金)~9月5日(月)
【サンプル数】  計2,000人


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ペイパルは、米カリフォルニア州サンノゼに本社を置き20年以上にわたりデジタル決済分野の先駆けとして業界を牽引してきました。テクノロジーを活用することで、金融サービスと商取引をより便利でお手頃な価格でご利用いただけるようになり、現在は世界200以上の国と地域、3500万の加盟店を含む4億2900万人以上のユーザーがペイパルを利用しています。さらにペイパルは、日本を重要なマーケットと位置づけ、日本での利用シーンの拡大に努めています。

 
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