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ペイパル、日本を含むアジアの一部の市場で「パスキー(Passkeys)」の導入を推進
シンプルに、かつ安全に、ペイパルにログインできる「パスキー」

PayPal Global Impact Report

ペイパルは、お客様のプライバシー、資金の運用、物品・サービスの購入を含め、あらゆるプロセスで安全な取引を提供することで、お客様に安心してショッピングや支払いを行っていただけるように努めています。この取り組みの一環として、最近、米国のお客様向けに、簡単で安全な新しいログイン方法として、Apple デバイスGoogle Android デバイス向けに「パスキー(Passkeys)」を導入しました。この度、パスキーの導入を日本を含むアジアの一部の市場に拡大します。

パスキーの導入により、本人の生体情報または使用しているデバイスのパスワードで認証がされるため、パスワードを入力せずに ペイパルのアカウントに安全にログインできます。

 

パスキー認証とは?

パスキー認証は、「FIDOアライアンス」と「World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム:W3C)」が共同で策定した新しい業界標準の認証規格です。パスワードを暗号鍵ペアで置き換え、指紋、顔認識、PIN(個人識別番号)またはパターンなどの生体認証センサーのデジタル・クレデンシャルを使用します。パスキーは、フィッシング対策に有効な技術であると同時に、ユーザーはシンプルかつ安全に、ぺイパルのアカウントにログインすることができます。

FIDOアライアンスの創設メンバーであるペイパルは、金融サービス企業として最初にパスキー認証を導入した企業の一社です。パスキーは、フィッシングやクレデンシャル・スタッフィング攻撃、その他の遠隔操作などの脅威からアカウントを保護する非常に強力な手段として知られています。この最先端のセキュリティ規格は、パスワード認証の脆弱性に起因する、ウェブ上で最も脅威となっているいくつかのセキュリティ問題にも対応していることで期待されている規格です。

 

Appleデバイスでペイパルのパスキーを設定する方法

Appleデバイスから、素早く簡単にパスキーを設定・使用することができます。一度設定したパスキーはiCloudキーチェーンで同期され、強固なセキュリティーを確保しながら、iOS 16、iPadOS 16.1、macOS Ventura以降のOSを搭載したデバイスから、簡単にペイパルへログインできるようになります。

Appleデバイスをお持ちのユーザーがSafariからユーザー名やパスワードなどの既存のペイパル認証情報を使用してPayPal.comにログインすると、「パスキーを作成する (Create a passkey)」というオプションが表示されます。「作成する」を選べば、Face IDまたはTouch IDの認証のもとで、パスキーが自動的に設定され、ユーザーは次回のログイン時よりパスキーを利用することができます。

 

Google Androidデバイスでペイパルのパスキーを設定する方法

Android 9 OS以降を搭載したGoogle Androidデバイスから、簡単にパスキーを設定し、使用することができます。

  • Android 9以降のOSが搭載されたGoogle AndroidデバイスのChromeブラウザから、ユーザー名やパスワードなどの既存のペイパル認証情報を使用してPayPal.comにログインします。

  • パスキーについての情報とともに、「パスキーを作成する(Create a passkey)」というオプションが表示されます 。通常のデバイス・ロック解除方法と同じ方法で認証すると、パスキーが自動的に設定されます。

  • パスキーが設定されると、ペイパルのホーム画面に遷移します。Android 9 OS以降の端末は、次回のログイン時よりパスキーを利用することができます。

パスキーが作成されると、ペイパルのユーザーは、パスキーを主なログイン方法として利用できるようになります。

パスキーは今後、日本を含むアジアの一部の市場でも導入を拡大していく予定です。

 
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