グローバル決済においてのプラットフォーム及びテクノロジーリーダーであるペイパル(PayPal Holdings, Inc.(Nasdaq:PYPL))は1⽉26⽇に第 4 四半期(2016年10⽉1⽇〜12⽉31⽇)の決算および通期の業績を発表しました。第4四半期では、収益は17%(FX ニュートラル:19%) 成⻑し、29.81億ドルを達成。アクティブアカウント数(年に 1 回以上利⽤するユーザーの数)は540万件の増加、合計決済件数は23%成⻑し、合計18億件まで上昇しました。取扱⾼の総合計は22%(FX ニュートラル:25%)増加し、990億ドルとなりました。
2016年通期では、収益は17%(FX ニュートラル:21%)成⻑し、108.42億ドルを達成。アクティブアカウント数(年に1回以上利⽤するユーザーの数)は10%成⻑し、1.97億⼈に到達、1アカウントあたりの決済件数は13%成⻑し、年間平均31件となりました。合計決済件数は24%成⻑し、合計61億件を達成。取扱⾼の総合計は26%(FXニュートラル:28%)増加、3540億ドルとなりました。
2016年、ペイパルはプラットフォームとしてさらなる顧客の選択拡⼤、モバイル決済の勢いを強め、顧客基盤を拡充と⾰新的な製品を提供してまいりました。
新しい戦略的パートナーシップ
ペイパルは第4四半期に、世界最⼤のクレジットカード発⾏会社であるCitiおよび、数千規模の⾦融機関を代表するフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービス(FIS)とのパートナーシップ契約を発表しました。CitiとFISとのパートナーシップは、ユーザーの選択拡⼤と柔軟性に対するペイパルのコミットメントをさらに深め、ペイパルは2017年を通じてこれらのパートナーや他の企業との新たな経験を展開し、デジタル領域にさらに注⼒する予定です。
モバイル決済におけるリーダーシップの拡⼤
ペイパルの第4四半期における取扱⾼の総合計は22%(FX ニュートラル:25%)成⻑し、990億ドルとなりました。マーチャントサービスの取扱⾼総合計は27%(FX ニュートラル:30%)成⻑し、当四半期の取扱⾼全体の84%を占めました。モバイル決済における取扱⾼は53%増の310億ドルとなり、当四半期の取扱⾼の31%を占めました。ソーシャルペイメントプラットフォームであるVenmoは、126%成⻑、56億ドルの取扱⾼を記録しました。
2016年のホリデーシーズンでは、世界中の消費者がモバイルに移⾏している傾向が⾒受けられました。感謝祭とサイバー・マンデーの5⽇間で、ペイパルは20億ドル以上のモバイル決済に対応し、モバイルによる決済が全体の取扱⾼の3分の1を占めました。
⾰命的な製品を通じた価値提案の拡⼤
ペイパルが提供している最速のモバイルチェックアウトであるワンタッチは引き続き多くのマーチャントによって採⽤され続けています。ワンタッチではワンクリックだけで、ユーザーがオンラインやモバイル端末でより簡単かつ迅速に⽀払うことができるため、マーチャントは⼤幅に優れたコンバージョンレートを獲得することができます。2016年、500万以上のマーチャントがペイパルのワンタッチを採⽤し、4000万⼈以上のアクティブユーザーが利⽤しました。
第4四半期に、送⾦サービスXoomは、⽀払いを受ける対象国に新たに⽇本を追加しました。2016年、Xoomは世界規模での成⻑を成し遂げ、Xoomの⽀払いを受ける国は41か国から56か国に拡⼤しました。 ※Xoomは⽇本国内からの海外送⾦には対応していません。
第4四半期の報告は以下のリンク先をご参照ください。(英語のみ)
https://investor.paypal-corp.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=1009339