ストーリーズ

サステナブルな暮らしをクリエイティブに楽しむELEMINIST

PayPal製品

 

HERO

 

グローバルイシュー(地球規模の課題)である気候危機がニュースやSNSで話題に上がるなか、「サステナブルな暮らし」が注目されています。では、私たちは具体的にどう行動をしていけばよいのでしょう。サステナブルの輪を広げる活動をするELEMINIST(エレミニスト)のプロデューサーの深本 南氏にお話を聞きました。

 

サステナブルな暮らしをガイド

ELEMINISTは、サステナブルな暮らしをガイドするサービスとして2020年5月からスタートしました。ELEMINISTの由来は、Enjoy Lifestyle Ethical & Minimal という造語で、「エシカル&ミニマルなライフスタイルを生きる人」を意味します。

ELEMINISTは、サステナブルな暮らしに関する国内外の最新情報を提供するメディアでありつつ、クリエイティブかつエシカルなアイテムを厳選したショップ(ELEMINIST SHOP)でもあります。今後はサステナブルやエシカルを楽しく、わかりやすく学べるオンラインスクールや、同じ思いを共有する人たちがつながれるコミュニティなどの新事業もはじめる予定です。

ELEMINIST SHOPでは、誰もがエシカルな商品を安心して買い物できるように、ファッションやビューティーなど各カテゴリーごとに、数百にも及ぶ基準を設けて商品を選定しています。そしてなによりもクリエイティビティと機能性を大事にしています。いくらエシカルな商品でも、おしゃれで使い勝手がよくなければ、本当の意味で世の中には普及していきません。

 

竹歯ブラシやステンレスストローなど、厳しい基準をクリアしたELEMINISTらしい商品

竹歯ブラシやステンレスストローなど、厳しい基準をクリアしたELEMINISTらしい商品

 

いかに有益なアウトカムが生まれるかがゴール

ELEMINIST SHOPをオープンしたのは2020年9月。これと同時に、お客様にサステナブルでエシカルな暮らしを楽しみながら実践してほしいという想いを届けるため、ポップアップショップもオープンしました。その会期に合わせて講師をお招きし、ワークショップを実施したんです。10名程度の参加者を募り、YouTubeでワークショップの様子を同時配信しました。その際、都市型のコンポストを紹介したところ、ポップアップショップとELEMINIST SHOPの両方で、多くの方が商品のよさと環境問題を解決できる製品であると共感したうえで購入してくれました。このように商品が売れ、認知されることは、私たちにとってのKPI(重要業績評価指標)です。

しかし、私たちがもっとも重視しているKGI(重要目標達成指標)は、その先にあります。このワークショップでコンポストを買ってくれたある人が、「自分が住んでいるエリアにもコンポスト拠点を作りたい」と講師の方に直接相談し、なんとそれが実現したんです。こうして、人々の価値観や行動を変えていく。サステナブルなアウトカムの広がりが重要なんです。

このほかELEMINISTが扱う商品は、梱包材などを極力減らしているため、ほとんどごみがでません。商品が家に届き、それを開けた瞬間にごみの少なさに感動して、その気持ちをSNSで発信し、さらに皆さんがシェアする。地球に寄り添う優しい気持ちの循環が、サステナブルな暮らしの浸透につながります。

 

繰り返し使えるトートバッグにコンポスト(堆肥)を入れた都市型コンポスト

繰り返し使えるトートバッグにコンポスト(堆肥)を入れた都市型コンポスト

 

強い共感力と、豊富な経験が原動力

「幼少期から現在まで、サステナビリティを追求し続ける情熱はどこから生まれるのか?」とよく聞かれます。ひとつ言えるのは、昔からエンパシー(感情移入)の力が強い子どもだったということです。
高度経済成長期に起きた公害問題を小学4年生の時に授業で学び、地球や動植物が人間によって破壊されている事実に衝撃を受けました。学校行事で20歳の自分に送るタイムカプセルの手紙を書く機会があり、好きな子の名前と将来の夢と一緒に「いまちきゅうはへいわですか(中略)ちきゅうをまもってください」というメッセージを未来の自分に託しました。

タイムカプセルを受けとった大学生時代には、環境NGO団体を立ち上げました。その後、ビジネスを通して社会問題を解決したいという想いが高まり、アパレル業界に転身。黎明期からEコマース事業に携わるなかで、ファッションの持つクリエイティブなパワーで人々を魅了させ、Eコマースのノウハウを用いて物を売る力も身につきました。「ようやくサステナブルな暮らしを楽しみながら提案することがビジネスとして成り立つ時代がきた」という実感が掴め、ELEMINISTを立ち上げるに至りました。

深本さんが小学4年生のとき、20歳になった自分宛てに書いた手紙

深本さんが小学4年生のとき、20歳になった自分宛てに書いた手紙

 

IPCCの報告書は、希望

先日、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、地球温暖化に関する第6次評価報告書を公表しました。その報告によると、現在地球で起きている気候変動は人類に責任があることは、疑う余地がないと明言されています。ELEMINISTでは、これについて主要国の首脳が発表したコメントを記事にしました。

読者からは「本当に地球がヤバいんだ」「目が覚めた」などのコメントが寄せられ、いま変わらなければ、ということを考える人が増えています。これは希望になる動きです。

メディアのローンチから約1年で、月間訪問者数が45万人を超えており、多くの方が地球を救いたいという共通の想いで集まってきてくれています。この動きを、もっと加速させ、一緒にサステナビリティにシフトしていくことがなによりの使命です。

 

ELEMINISTとペイパルの相性の良さ

ペイパルは、私がファンなので、導入しました(笑)。それはさておき、Eコマースという観点では、最も離脱率が高いのは決済の場面です。より多くの選択肢を設け、誰もが手軽に決済できるようにすること、それをわかりやすく示せるのが大事です。

ELEMINISTで扱うテーマに関心がある方は、海外通販に慣れています。そして、ペイパルアカウントをお持ちの方も多いので、親和性も高い。通販サイトをオープンするに当たっては初期から導入することが必須条件でした。

ペイパルは2023年にデータセンターをすべて再生可能エネルギーに転換すると明らかにしているほか、2040年には温室効果ガス排出量を実質ゼロにする宣言をしています。通販は、輸送・配送の際にCO2を排出するので、環境負荷を感じているお客様も少なくはありません。ペイパルの決済で使われるエネルギーがカーボンオフセットのものというのは、非常に重要なポイントと思います。

Eコマースも商品調達から決済、発送完了までの全工程において、取引先含めサステナブルな経営体制の徹底が求められる時代です。決済のシーンでも、カーボンニュートラルでエシカルなサービスを選択する企業が増えてほしいと願っています。

 

 

ELEMINISTプロデューサー兼編集長 深本南さん

2004年、大学生時代に環境団体を共同設立、音楽フェスティバル環境対策を中心に活動する。その後、ビジネスを通して社会貢献することを目指し、ファッション業界に転身。ラグジュアリーブランドを中心としたECコンサルティング、 EC事業部長、クリエイティブ室室長などを経て、2020年ELEMINISTプロデューサー兼編集長に就任した。

https://eleminist.com/ Instagram @ELEMINIST

深本南

 

Contact Us - Filler feature box for Ad content
Media Resources - Filler feature box for Ad content
最新情報

ペイパルからの最新ニュースをメールで受け取ることができます

申し込む