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ペイパル、2021年度版のグローバル・インパクト・レポートを発表

(本資料はPayPal Holdings, Inc.が2021年4月25日に発表したプレスリリースを翻訳したものです)

2022年4月25日、カリフォルニア州サンノゼ:PayPal Holdings, Inc.(NASDAQ: PYPL)は本日、2021年度版グローバル・インパクト・レポートを発表しました。今回で5度目となる同レポートでは、当社が2021年を通して国際社会にポジティブなインパクトをもたらすことのできた取り組みをまとめています。世界中の地域社会が未だかつて経験したことがない試練に直面する中、ペイパルは、あらゆる人に対しインクルーシブで、手頃で、かつ効率的な金融システムを提供するという役割を果たすことに注力しています。

ペイパルのダン・シュルマン社長兼CEOは、「ペイパルのグローバル・インパクト・レポートには、私たちのミッションとバリューに基づいて社員が一丸となってどのようなことを達成できたかが収められています。2021年は多くの点で困難な年でしたが、同時に私たち一人ひとりが前進し、私たちのお客様やコミュニティのために真の変化をもたらすための機会ともなりました。当社の環境・社会・ガバナンス戦略は、長期的な事業推進において極めて重要であるほか、私どものステークホルダーに持続的なインパクトをもたらすためにますます不可欠な要素となっています。何より、ペイパルにとって最大の資産である『信頼』を築き、維持するためにも非常に重要です」と述べています。

 

2021年を通し、ペイパルは以下のような様々な施策を通じてステークホルダーにポジティブ・インパクトをもたらしました。

 

経済的エンパワーメントを促進

ペイパルの社会的ミッションの核は、これまで銀行サービスを利用することができなかった人々に対して経済的エンパワーメントの機会を推進することです。当社は2021年、人種的平等と社会正義を実現するために約束した5億3500万ドルの拠出を完了したほか、女性の経済的エンパワーメントを促進するために1億ドル以上の支援を発表しました。さらに、ペイパルの製品やサービスを通じて、お客様がグローバル経済に参加できるように継続的に支援しています。例えば昨年、消費者が日々のお金の管理をより良くできるように、パーソナライズかつ機能が集約された新たなデジタルウォレット「PayPal app」を発表しました。また2013年以降に120万件以上、総額242億ドル(2021年単年で36億ドル)のローンやキャッシングサービスを提供することで、中小企業の資金調達をサポートしています。

 

社員のウェルネスを優先し、人材に投資

社員はペイパルにとって最も重要なステークホルダーです。新型コロナウイルスによる影響が続く中、社員が経済的に安定し、身体的また精神的な健康を維持できるようにしています。昨年はファイナンシャル・ウェルネス向上プログラム、早期給与払い、助成金の提供などを通じて、社員の経済状況を改善するためのさらなる支援に取り組みました。また、新型コロナウイルスの検査およびワクチン接種費用を負担し、ワクチンクリニックを新たに福利厚生に追加したほか、社員が心身ともにリフレッシュするために「グローバル・ウェルネスデー」を設けました。さらに、多様性、インクルージョン、公平性、帰属意識について社員を啓発するための新しいプログラム「Inclusion@PayPal」を開始しました。

 

地球への影響を緩和し、公平な気候変動対策を実施

ペイパルの環境保全活動には、当社の事業運営による環境への影響を減らすとともに、脆弱な立場にある人々が気候変動に対するレジリエンスを高めるための取り組みも含まれます。昨年、温室効果ガス排出量のScience-Based Targets(科学的根拠に基づく目標)を定め、当社のデータセンターのエネルギーを100%再生可能エネルギーでまかなうなど、中期的な目標達成に向けてすでに大きな前進を遂げています。さらに、気候レジリエンス向上のために当社のデジタル決済プラットフォームを活用したソリューション構築に向けてグローバル気候変動タスクフォースを編成しました。ペイパルはまた、スタートアップ企業が革新的なデジタル金融商品やサービスを開発・提供できるように助けるグローバルかつインクルーシブなテクノロジーアクセラレーターCatalyst Fundの環境分野での取り組みを支援しています。

 

お客様と社員の善意を形にする

ペイパルのお客様は、当社の簡単で革新的なサービスを活用して、これまで以上に多くの方法で善意を形にすることができるようになりました。一例として、米国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、英国ではペイパルのアプリに「Generosity Network」を追加するとともに、「Give at Checkout」をフランス、イタリア、スペインにも拡大することで、世界全体で100万以上のNPO団体に合計で190億ドルを超える寄付が寄せられました。また、2021年に社員が参加したボランティア活動は合計で8万時間を超え、社員による寄付は会社からのマッチングを含め500万ドル近くに達しました。社員は自分たちのコミュニティを支援するために寛大さとコミットメントを示しています。また、災害などの危機発生時においては、ペイパルの製品やリソースを活用して、被災した地域にお客様や社員が寄付できる仕組みを提供しています。例えば、昨年夏に発生したドイツ西部の洪水を受け、当社の決済プラットフォームならびに社員によるボランティア活動を通じて、6週間で5000万ユーロを超える寄付金を募りました。

 

責任あるイノベーションの実践

責任あるイノベーションをもたらすというペイパルのコミットメントは、セキュリティ、データ管理、プライバシーなどに対する考え方の根幹をなすものであり、このことがお客様から信頼を得ることにつながっています。また、ブロックチェーン技術の先進事例を作ることにも貢献しています。これには、デジタル通貨市場への責任ある関与、消費者へのわかりやすい教育ツールの提供、仮想通貨ネットワークに起因する温室効果ガス排出量を測定するための会計手法の開発への貢献などが含まれます。

 

詳細については、paypal.com/impactで2021年度版のグローバル・インパクト・レポートの全文をダウンロードし、ご覧いただくことができます。

 
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