ストーリーズ

海外での圧倒的な「ペイパル」の信頼があるからこそ。越境ECでもB2Bでもペイパルの「請求書ツール」の魅力とは―「Pre-loved」で躍進するブランディアの事例から学ぶ

 

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新しい消費トレンド「Pre-loved(プレラブド)」

 

地球環境への配慮や労働者の人権に配慮した倫理的消費、いわゆるエシカル消費への関心が世界規模で高まっていると言われています。また、サステナブルの観点からも、モノを受け継いでいく、受け継がれていく、という考え方を実行することが広がっている中で、「Pre-loved(プレラブド)」が注目されているのをご存じでしょうか。

プレラブドとは、「pre」は「前に、以前に」、「loved」は「愛されていた」という意味を持ち、前の所有者に大事に使われていたリユースアイテムを指す言葉。それぞれのアイテムは以前に使っていたユーザーのストーリーを持ち、時にはプレミアム価格が付くなど、新品よりも高い価格で取り引きされる商品もあります。また、品質や耐久性などはもちろん意識されるため、モノづくりへの姿勢が浮き彫りになることもしばしば。その結果、プレラブドで人気のブランドは、ブランドロイヤリティも高まる傾向があるとも言われています。

もちろん、ブランドによっては新品に比べるとリーズナブルなこともポイントです。ですが、中古品やリユース品と言われる使用済みアイテムを安く買うだけの消費とはだいぶニュアンスが違い、モノに対する価値行動を促している点が、これまでとは異なります。プレラブドが話題になっている背景には、上述のような意識の高まりのほか、インターネットでの個人間の取り引きがより身近になり、そして、それを支える決済手段が整ったことなどが挙げられます。

 

プレラブド市場を牽引するブランディアが最大の信頼を置く決済。それが「ペイパル」

 

“ブランド売るならブランディア”のCMなどでもおなじみのブランディアは、この分野の国内屈指のブランド品買取・販売サービスの一つ。ここ数年は、高級ファッションブランドのプレラブドアイテムを中心に、事業を急拡大させています。

2007年に事業を開始したブランディアは、現在は株式会社デファクトスタンダードが、日本国内で眠っているブランド品やリユース商材を越境ECを使って国内外へ二次流通するプラットフォーム事業を展開しています。宅配査定・買取の「Brandear」、ビデオ通話でオンライン査定・買取を行っている「ブランディア Bell」、そして店舗でのオフライン査定・買取「ブランディア」の複合チャネルで商品買取を行いながら世界中のマーケットプレイスで商品を販売しています。親会社はBEENOSグループとなり、そのグローバルネットワークとコマース運営ノウハウを活かして、あらゆるモノの価値の循環を促進しています。

Ka Bairai, DeFacto Standard
何 倍蕾(か・ばいらい)さん
株式会社デファクトスタンダード
販売事業開発部

そのブランディアを運営するデファクトスタンダード社で海外市場を担当する何(か)さんは、日本のプレラブド品が海外で注目されているというエピソードを紹介してくれました。「外出する時にこそ、自分らしさを魅力的に表現してくれるのがファッションアイテムですが、コロナ禍で外出が控えられたことでファッション業界は大きな打撃を受けました。しかし今では、このプレラブドに対する消費者のマインドがコロナ禍前よりも盛り上がっている印象です。愛着のあるモノやプレラブドなアイテムを別の方へつなぎ、その魅力を共感したいとする感覚は以前からもあるにはありましたが、今の人々の感性は、新しいモノを購入する時から、誰かに受け継ぐことを前提にしているところが最近の傾向です。消費者は、自分が愛着を持って大切に使ったアイテムを、次に使う方にもしっかりとつなげていきたいと、自分でも知らず知らずのうちに思い始めています。ここが当社のビジネスの価値になっているところだと思います。

日本の消費者から買い取ったプレラブドアイテムは、海外からとても人気があるんですね。その理由には、もともとモノを大切にする文化が日本にはあるからだと思います。同じラグジュアリーブランドでも、日本から出品されている商品は傷や痛みが少なく、新品同様であることも珍しくありません。そうした品質の高さは、持ち主の愛情として新たに評価され、欧米からの買い付けや問い合わせはとても多いんです。

海外でB2Bの大口取り引きを行うバイヤーさんが、私たちの倉庫へわざわざ視察に来たこともあります。また、ブランディアサイトでアイテムを購入した海外のお客様からは、喜びのメッセージを直接いただくことも多く、本当に日本のプレラブドアイテムは海外で愛されているんだなと実感しています。

実は、リユース品といっても各国の審美眼には差があります。日本のお客様は選択の基準が厳しいのです。そのため、日本では比較的評価が低いアイテムでも、海外では良品扱いになることも少なくありません。つまり、日本には“品質も状態も良く、しかもストーリーのある一点モノがリーズナブルに揃っている”ということが海外のマーケットで認知されつつあるのです。」(デファクトスタンダード社 販売事業開発部・何 倍蕾さん)

そうしたことからも、ブランディアでは、2025年までに国内と海外の販売比率を半々にまで上げていくことを中期計画として掲げています。

その推進力の一つになっているのが、決済手段にペイパルを採用していることだと言います。同社で販売事業開発部マネージャーを務める間谷(まや)さんは、特に欧米圏ではペイパルが圧倒的な認知を獲得していて、決済の共通言語になっていることが利点だと分析しています。

Maya Tsutomu, DeFacto Standard
間谷 力(まや・つとむ)さん
株式会社デファクトスタンダード
販売事業開発部マネージャー

「私たちが取り扱う商品は、すべての商品が一点ものです。新品で市場に流通する際は全く同じ商品だとしても、お客様のご利用状況や保管状況によって、当社がお買取りさせていただく際には、コンディションランクや傷の状態などがそれぞれ異なり、全く別の価値をもつ商品となっています。

加えて、商品相場の変動、為替相場の変動など様々な要因で価値が変動します。そのため二次流通における価値を正確に評価することは簡単ではありません。宅配や店舗、そしてオンライン買取のブランディア Bellのサービスを通してお預けくださった一つひとつの商品としっかり向き合い、丁寧に査定をし、お客様がご納得いただける金額を真摯に提示する。これを十数年、愚直に続けてきたことが、今成長している海外販売にも繋がっていると考えています。

昨今、注文からお客様の元に商品が届くまでの時間が非常に重要視されていることを国内のECサイトをご利用いただく際に感じておられると思います。

この傾向は海外においても同じでして、当然これはお客様のニーズに各マーケットプレイスが対応している結果ですので、当社としてもリードタイムは重要視しております。

そういった面で、銀行振込に比べ、ペイパルには利点があります。銀行振込の場合、お客様が振込の手続きをしてから当社が着金の確認をできるまでタイムラグがあることも普通です。一方でペイパルはすぐにお支払いの確認ができるのでリードタイムの短縮につながり、CX・UX(カスタマー/ユーザーエクスペリエンス)改善の観点で重要な要素ですね。

また、ペイパルは海外で非常に利用者が多く、決済手段として第一にペイパルを提示すると『はい、ペイパルね、了解!』という風に、大概のお客様はすぐに快諾してくれますね。利用方法に加えて、利便性や信頼性が共通言語の様に浸透しているので、商談が非常にスムーズにまとまります。

お客様にとって魅力的な商品があったとしても、決済がスムーズに行えないとコンバージョンに直接影響しますので、当社の海外販売のビジネスの成長に欠かせないサービスだと考えています。」(デファクトスタンダード社 販売事業開発部マネージャー・間谷 力さん)

 

買い手の信頼があるからこそ。ペイパルの「請求書ツール」はビジネスシーンを選ばず活用できる

 

特にブランディアが活用しているのが、ペイパルがビジネス向けに提供している「請求書ツール」です。ペイパルのAPIを活用することで、様々な国での煩雑な請求業務の効率化を実現しているのです。

「決済ツールを選ぶポイントは、使いやすさなども大事なのですが、その決済ツールを利用する方々のコミュニティがあり、そこでの認知や信頼が獲得できているかが、ビジネス上では非常に大切だと思っています。その点、ペイパルは世界中で使われている共通の貨幣のような価値があるので、まったく心配がない。そういう点が、当社が長く利用している最大の理由とも言えます。」(間谷 力さん)

Suzuki Yasuhiro, PayPal
鈴木 康弘(すずき・やすひろ)
ヘッド オブ インサイドセールス
ペイパル東京支店

ペイパルの「請求書ツール」の利点を、ペイパル東京支店の担当者は次のように語っています。「ペイパルは世界に4億3,000万以上のアカウントを有し、お客様のお買い物や取り引きをサポートしていますが、実は決済に紐づく様々なツールも用意しているのです。その中の一つが『請求書ツール』です。商品を在庫して、お客様に買っていただくECサイトの場合、ECサイトにペイパル決済のボタンさえ置いておけば通常の取り引きは簡単に成立します。ですが、プレラブドアイテムのように一点モノの場合は、決済ごとに請求書を作り、発行する必要があります。それをECサイト上でカスタマイズするのは非常に労力がかかりますが、まさに『請求書ツール』ではサイトの仕様変更などしなくても、3クリック程度で完結できるのです。また、『請求書ツール』には、単に個別の請求書発行ができるというだけではなく、個々のお客様ごとに、例えば、ボリュームディスカウントを行うであったり、ある一定期間に送料割引きのサービスを行うなど、個別に柔軟な価格設定が可能だというところも魅力になります。

「ECが人々の生活に浸透していく中で、様々な決済の選択肢が求められるようになっていますが、ペイパルでは、そうしたニーズに適宜対応し、事業者のお客様にも消費者のお客様にも、安心で便利な商取引体験をお届けする努力を続けています。」(ペイパル東京支店 ヘッド オブ インサイドセールス・鈴木 康弘

 

ペイパルのアカウントを持たない事業者でも新たに利用可能になった「請求書ツール」

 

ペイパルの「請求書ツール」は、日本の中小企業が海外で取り引きを行う際にも活用されています。例えば、海外の展示会に出展し、そこで小ロットのサンプル商品を求められたとします。そうした際にも決済手段として認知の高いペイパルの「請求書ツール」があれば、安全に、信頼性の高い取り引きができますし、もちろん請求書の発行もスピーディーに行えます。また、「請求書ツール」では22ヵ国の通貨に対応しているため、為替換算に頭を悩ます必要もなく、取引金額制限も明確なため安心して利用できるのです。さらに製造業などのように、いわゆるECサイトを持つ必要がない事業者のお客様でも「請求書ツール」を導入するだけで、様々な商取引が世界中で即座に行えます。
※1回の決済金額上限は100万円。

seikyushotsuru
「デビットまたはクレジットカード」のタブをクリックすることでペイパルのアカウントを持っていなくても 請求書ツールの利用が可能になった。

ペイパルでは、この「請求書ツール」をさらに進化させ、2023年6月に、ペイパルのアカウントを持たれていないお客様でも利用できるようになりました。これにより、ECでもリアルな販売現場でも、「請求書ツール」がますます多くの商取引を支援することができます。

新しいテクノロジーやデバイスが登場すると、人々のライフスタイルやコミュニケーションは影響を受けて、やがてその行動は変化していきます。国と国を跨ぐ越境ECもその例外ではありません。商取引や消費行動の変化に合わせて、様々な解決策に機敏に対応できるのが、ペイパルの大きな魅力の一つです。

ペイパル「請求書ツール」の詳細はこちらから:https://www.paypal.com/jp/brc/article/paypal-invoicing-software

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