ストーリーズ

【社員インタビュー】オープンマインドと多様性に根差した“Do the right thing”が日常にある企業

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PayPal How We Work 7

実際に働く人々の声を通じて、ペイパル東京支店の魅力をお届けする「How We Work(ペイパルの仕事の進めかた)」。職場の雰囲気や働く人のキャラクターはもちろん、意外な気づきなどとの出会いがあるかもしれません。ペイパルって、どんな会社?という疑問にお答えします。

 

 加藤龍司 ディレクター、GEM&O Japan

国内の銀行でストラクチャードファイナンスを担当後、司法試験を経て法律事務所に勤務。在任中金融庁監督局へ出向。外資系金融機関法務部などを経て、2023年1月入社。東京大学法学部卒、明治大学法科大学院、University College London LLM卒。

※GEM&O: Global Entity Management & Oversight 

 

新しい価値のあるサービスを進めたい

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私は、Global Entity Management & Oversight(GEM&O)でディレクターをしています。この部署で私はペイパル東京支店の営業以外の運営管理全般を行っています。少し具体例を挙げると、ビジネスの法規制を法務やコンプライアンスの部署と検討したり、カスタマーサービスでのお客様とのやりとりを確認したり、新規のサービスをプロダクトの部署と検証したりしています。ペイパル東京支店の運営全般というと大変な業務と思われるかもしれませんが、実際は、お客様向けのお知らせ内容を検討したり、法律事務所や金融庁、グローバルのチームとコミュニケーションを取ったりなど、幅広く楽しく仕事させていただいています。

私はもともと金融機関でキャリアをスタートしました。どんなに時代が変わっても、金融システムはなくならないだろう、と思ったからです。そこで働くうちに、商品開発や新しいサービスへの興味関心が強いことがわかったんですね。ただ実際には、法律の理解が不十分でうまくいかないこともあったので、その勉強をしようと思い、弁護士資格を取得し、法律事務所へ転職しました。そこでは、在職中に金融庁に出向する経験もありました。様々な経験をしながら時間が経つうちに、やはり新しい価値を生み出す企業のチャレンジにもっと積極的に関わりたいと思うようになりました。

今までの知識と経験を最大限活かして自分にしかできない仕事をしたい、その結果企業が新しい価値のあるサービスを提供できたらなんと素敵だろう。お客様に新しい価値、より良い価値を提供することが刺激的で、面白いという感覚があるんです。

私たちの作ろうとするサービスを建物に例えると、法的な契約書は建物設計図のようなものです。その中身を練りながら新しい価値を作り表現する。その中で、サービスの基本構造や細かな仕様を書き表し、法規制などへの適合性をしっかり検証して、建物で言えば耐久性を確認し安全なサービスにする。実際には、何度も複数の意見を集め推敲を重ねる根気のいる業務ですが、様々な意見をバランスよく取り入れようやく形が見えてくる。こうして法務やコンプライアンスなど管理の側面からの貢献で企業が新しいサービスをできるようにする。こんなイメージの地道だけど創造的な仕事が好きなんだと思います。

 

ベースにあるオープンマインドな企業文化

これまで国内外の金融機関で仕事をしてきました。その中で、社会のデジタル化、特にインターネットによって人と人とがつながりビジネスとなるチャンスが増えたことを背景に、金融業界も大きく変わっていることを感じていました。ですから、ペイパルのような新しい会社が出てくるのは、起こるべくして起きていると思います。金融業界の中から変化を見ていたゆえに、それがよくわかるんです。

ペイパルの「金融の民主化(democratizing financial services)」は、わかりやすいキーフレーズだと思います。転職した理由の一つは、それに共感できたことです。外から見ていた印象は、入社してからも変わっていません。むしろ、お客様を中心に据えてディスカッションし、結論が決まり、実行されていくのは、とても印象的でした。まずは、お客様に対してどういう価値を提供できるか検討をする。ペイパルは、グレーを白や黒にする会社ではないけれど、一見グレーなものも突き詰めて考えると白か黒か分かることがある。そういう詰めた議論を多様なメンバーで検討していくことができる。ペイパルは、組織がフラットなので、議論をして、お互いが納得することが大前提なんですね。そういう環境で働けることを望んでいたので、とても満足しています。

 

多様性の尊重から生まれる「Do the right thing」

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いま「Do the right thing(人として正しいことをする。人として当然の行動をする)」という言葉は万国共通のテーマですが、この言葉は、ペイパルの「12のリーダーシップ原則」の最初に出てきます。まずお客様が中心にいる、ペイパルはお客様に信頼される必要がある、信頼を維持し高めるためには社会の求めるレベルに応えていく必要がある、そのための基本指針は「Do the right thing」だ。こういったことが常に思考の中にあります。

これまでの金融機関での管理職、弁護士、金融庁への出向などの経験からしても、ペイパルの社員は「Do the right thing」を自然なこととして業務を遂行しているんだと思います。その背景として、オープンマインドがベースにあることが挙げられるでしょう。人を大切にすること、相手を尊重することが文化として根付いていて、人の意見をよく聞ける。結果、自ずと偏った考え方で判断する機会は少なくなり、皆が共通して納得できるright thingを追うことに繋がっているのではないかと思います。

もう一つ大事なのは、ペイパルの多様性です。様々なバックグラウンドを持つ社員が世界中のオフィスで、一人ひとりの個性と専門性を活かして業務に当たっています。とにかく多様性に富んでいると思います。もっと具体的にいうと、私が一緒に仕事をするメンバーは、アメリカ、ヨーロッパ、シンガポール、オーストラリア、香港、タイ、中国など世界中にいます。当然、それぞれのメンバーも世界中のオフィスとやり取りをしています。

このほか、職場での男女比のバランスもよく、エグゼクティブコミッティメンバーも男女ほぼ同数です。LGBTQの取り組みもごく普通のこととして皆認識しています。ジェンダー面の多様性は当然の前提となっていると思います。このように、多様な人々の中で、共通の合意に向けて、お互いが納得するまで議論することが日常で、「Do the right thing」が実践されていく。ここがペイパルの最も本質的な “強み”なんだろうと思います。

 

社員への信頼感を感じた「Unity」での経験

ペイパルには、両性の均等な労働の実現へ向けた活動を行う「Unity」というプログラムがあります。私は、最近そこでメンタリングプログラムのメンターになり、メンティーとなる社員を3人担当しているんですが、皆さん日本以外の拠点で働いています。メンタリングでは、1時間のセッションを4回行い、自分の経験をお伝えしたり、相手のキャリアプランを聞いたりしながら側面的にアドバイスすることを行っています。

最近、メンター向けの説明で、「メンティーの時間をリスペクトしよう」と言われたんですね。一度決まったスケジュールをリスケしない、決められた時間を早く切り上げない、理由もなく長引かせない、自分の時間のように大切にしようと。こういうことがグローバルの思想としてあるんです。

これは当たり前のことです。でも、組織文化を守ったり、スピークアップ制度について語られたりするとき、意外と実践できないことが課題とされる。それには特効薬はなくて、姿勢で示し、必要なことを言い続けるしかない。前述の「メンティーの時間をリスペクトしよう」は一例ですが、ペイパルでは、こういうことが自然体でやり取りされる。これを制度にしたり、ましてや罰則を設けたりすると、組織が硬直したり、能力を引き出せない。コミュニケーションで対応すべき点については、しっかりとメッセージを発信した上で社員のコミュニケーションに委ねる。こういうところに社員に対する信頼感を感じますし、これもペイパルの良さの大きな一つと言えると思います。

 

ペイパルは「まっすぐに拓き繋げる会社」

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ペイパルは、テクノロジーとネットワークを使って、多くのユーザーが安心かつ簡単に使える決済の仕組みを作り、新しい金融の道を拓きました。これからも私たちは「Do the right thing」の精神で、より良いサービスを目指して新たな道を拓いていきます。そしてペイパルが創っていく道は世界中に繋がっていき、ユーザーは、ペイパルのサービスを通じて世界の国々の製品やサービスを手にし、新しい交流を始めることができます。つまり、私たちが創る道は、世界中のユーザーを繋げていくものだと考えると、ペイパルは「まっすぐに拓き繋げる会社」なんだろうと思います。

決済は私たちの生活の中で、呼吸をするように生きることの一部のようなところがあります。だからこそ、私たちは「Do the right thing」であり続けなければいけないんだと思う。そんなことを感じながら、仕事をしています。

 

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