プライバシーとセキュリティの保護は、かつてないほど重要になっています。
最近の調査によると、全世界の消費者の33%がデータ漏洩の被害にあっており、これは世界の人口の約26億人に相当します。この驚くべき数字にもかかわらず、消費者の82%はオンラインのサービス業者が個人データを保護してくれていると、信頼し続けています。
実際にペイパルでは、お客様の機密性の高い個人データや決済情報を保護するためのあらゆる措置を講じています。
一方で、お客様自身でもできることがあります。この記事では、ご自身や友人、家族を守るために、悪意ある第三者を特定し、報告する方法をいくつかご紹介します。
不審な請求書
service@paypal.com のように、ペイパルの正規のメールアドレスから送信された請求書のように見えても、売り手の名前や送金を要求してくる個人の名前に見覚えがない場合があります。そのようなときは、請求書の詳細や記載された名前、その売り手との支払い履歴をよく確認する必要があります。
また、そうしたメールの中には、お客様のアカウントが不正にアクセスされ、さらなる請求を回避するために偽のカスタマーサポートに電話するよう促すものもあります。不審な請求書に記載されている電話番号に電話をかけたり、リンクを開いたりしないでください。
不審な請求書を受け取った場合は、支払わないようにしてください。ペイパルアカウント経由で不審な請求書を受け取った場合、ペイパルのウェブサイトまたはアプリにログインをして、報告をしてください。
不審な送金の要求
身に覚えのない人物から不審な送金を要求された場合は、ウェブサイトやアプリから支払いを拒否し、ペイパルに報告することができます。その後、ペイパルが自動的にユーザーまたは販売者をブロックし、お客様のアカウントからアクティビティを削除します。不審な請求書のケースと同様に、不審な送金を要求してくるメールに記載されている番号に連絡したり、リンクをクリックしたりしないでください。
偽のメールまたはメッセージ
フィッシングメールやなりすましメールは、個人情報、パスワード、アカウント情報の入手を目的としており、メールへの返信、指定された電話番号への発信、添付ファイルの開封、リンクのクリックを誘導して個人情報を盗みます。悪意ある第三者はまた、音声やSMSでお客様の電話番号にメッセージを送ることもあります。偽の電話番号やURLが記載され、強い緊急性を感じさせるテキストメッセージには注意が必要です。
メールやSMSがペイパルから本当に送られたものかどうかわからない場合は、メールやテキスト内のリンクをクリックしたり、情報を入力したりしないでください。代わりに、ウェブサイトまたはアプリにログインしてください。緊急のメッセージがあれば、メッセージセンターに表示されます。さらに、不審なメッセージは phishing@paypal.com に転送し、受信トレイや携帯端末から削除してください。
その他の参考情報
ペイパルは、高度な暗号化と24時間365日の不正モニタリング、対象購入品に対する買い手保護制度によってお客様のオンライン取引を安全に保てるよう努めています。お客様の決済情報が共有されることのないペイパルのシステムによって、お客様は安心して、購入、販売、送金を行うことができます。
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ペイパルは、お客様が安心して購入や販売ができるよう、今後もお客様のアカウントの安全確保に努めてまいります。ペイパルのヘルプセンターでは、さまざまな連絡方法をご紹介していますのでご利用ください。