ペイパルは、「ペイパル コミュニティ・インパクト・プログラム」というプロボノ支援、ボランティア、助成金活動やその他の活動を通じて、従業員が積極的に地域社会に貢献する機会を創出しています。この度、ペイパルの従業員は、2022年度のコミュニティ・インパクト・プログラムの対象となるNPO団体を選出しました。選出された団体は助成金に加え、団体の組織力強化のために、各国のペイパル従業員によるプロボノや他のサポートを受けることができます。本年は世界中の71のNPO団体をペイパルが拠点を置く24ヵ国以上の約11,000人の従業員が投票などによって選出し、各団体に最大で約2万米ドルを拠出することになります。
APAC全体では、子どもたちや若者を支援する取り組みを中心に地域貢献に注力しています。本年度のプログラムでは、オーストラリア、中国、香港、インド、日本、フィリピン、シンガポールの12のNPO団体や組織に総額195,000ドルを拠出することで、飢餓救済から教育支援に至るまで多岐に渡る分野の取り組みを支援します。
日本においては、ペイパル東京支店は昨年に続き、2万ドルの助成金をNPO法人ETIC.に拠出することを決定しました。ETIC.は自らの意志と行動で社会の課題を解決し新しい価値を生み出す「起業家型リーダー」の育成及び輩出並びに「起業家型リーダー」を育む社会基盤の創造及び整備を行うことを通じて社会全体の変革を創造し、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的としています。
APAC地域でコミュニティ・インパクト・プログラム活動を統括するPayPal Pte. Ltd. (国際部門の拠点であるシンガポール法人)のCEO Aaron Wongは「すべての人の可能性を追求することは、ペイパルの重要なミッションの一つです。当社の従業員が地域コミュニティの活性化や経済的不平等の課題解決に向けて意欲的に取り組んでいることを誇りに思います。私たちは今後、選ばれた団体・組織と密接に協力し、十分な金融サービスを受けていない人々のために長期的に良い影響をもたらすことができるように努めてまいります」と述べています。
選出されたNPO団体は経済的エンパワーメント、ファイナンシャル・ヘルス(収支の均衡、金融への理解などの「お金に対する健康度」)、サステナビリティ、社会正義など、ペイパルが優先的に取り組んでいる社会課題を支援しています。助成金に加え、今後1年間、これらの団体と連携し、互いにベストプラクティスを共有します。
さらに、世界中のペイパル従業員も助成団体と協働し、社会における持続可能なインパクトを最大化できるように取り組んでいきます。具体的には、寄付やボランティア活動への参加に加え、個々の従業員が有する経験やスキルを活用したプロボノなどを通じて、各団体のミッションを支援していきます。
ペイパルのコミュニティ・インパクト・プログラムについての詳細はこちらからご確認いただけます。(英語)
2022年にコミュニティ・インパクト・プログラムを通じて助成を行うAPAC地域のNPO団体・組織は以下の通りです。
- Australia
- China
- Hong Kong SAR, China
- India
- Japan
- Philippines
- Singapore
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